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音の梯子
- 2014/06/16
- 楽譜に書かれた強弱記号を守って弾けば
"それで良し"
とするピアノ奏者が多すぎる☆
そういう人は、PP(ピアニッシモ)とかf(フォルテ)が
書かれている間の全ての音を、同じ音量で弾くのである。
これは、実に退屈だ。おもしろくない☆
と、ファシナ先生は書いておられます。
ピアノ学習初心者に、想像力をかき立ててもらおうと、
色彩の例えをするのは、曖昧で分かりにくいとも書いておられます。
それは、色彩をどのように応用すればよいか不的確だからです。
フレーズを生き生きとしたものにする手段として
『音の梯子』で考えてみましょう(๑❛ᴗ❛๑)♡
☆・・☆鍵盤を垂直のものとイメージし、
一つ一つのキーを梯子のステップと考える*゚:・☆
音の跳躍をする時、筋肉の緊張が必要で、
実際のところ、隣の音を弾く時よりも大きな労力が必要である
そのことがわかるだろう。
管楽器は、高音に上がっていくときに 息をいっぱい使い
反対に下降するときは緩めるが、それと同じようなことだ☆・゚・。:*・゚
なるほど(▰˘◡˘▰)
実際のピアノの鍵盤は水平に並んでいますよね。
仮にそれを縦というか垂直に並べ
『音の梯子』に見立ててみてください☆
高い方へ上がる時には、エネルギーをたくさん使い
低い方へ降りるときには、弛緩すると考える。
実際この力関係は、
上がるときはクレッシェンド(緊張)
下がる時はディミヌエンド(弛緩)
となるのです。
お手持ちの楽譜があれば(何でもかまいません)
幾何学的なデッサンを描くように組み立てる事もできます。
ある一点の音から次の音まで、またそこから次の音へと、
順次に線でつないでみてください。
音の上がり下がりと、その音程がもたらす緊張感が
感じられると思います。
自分の弾いている曲の音一つ一つが
どのようにつながれて、どこに向かっていくのかを
視覚的に感じてみるのも大切な練習ですね(๑❛ᴗ❛๑)♡
音が上がっていくフレーズと一緒に
自分の気持ちも膨らませてみてください☆
イメージしながら、歩み寄るのです(▰˘◡˘▰)
一番下の写真は、
浜松楽器博物館に展示されている色んなピアノです♪
おもしろいですよね(^^♪
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