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基礎要素 2. 音 編
- 2014/06/13
- ☆・:゚『音』は人の心を動かしてやまない**゚:・☆
音楽が情念を掻き立てるといわれるのは、このためである。
これを忘れがちなのは、
他のあらゆる情念では、その情念のゆえに
感情が激しさを増すのに対して、
音楽においてはむしろ、
私たちが情念から開放されるという点だ。
音楽家にとっての音は、ちょうど画家にとっての絵の具
と、アラン先生は書いておられます。
音楽が音の芸術であるいじょう、音の訓練は音楽家には不可欠なのだと。
ピアノの場合、調律師(ピアノのお医者さん)が
一切のメンテナンスをしてくださいますよね。
ここが一つの問題点だと先生はおっしゃいます。
ヴァイオリン奏者なら、正しく完璧な音程で演奏するという訓練を
学習初期段階からおこなっています。
でも、ピアノはそれが無いというのです。
そのために、ピアノを学び始めた時から、耳の訓練を積極的に
行うことが必要なのですね。
【今日のポイント♪】
☆・:゚音色 つまり音の表情は、音楽的な耳次第できまる*゚:・☆
耳が洗練されてくれば、音はそれだけ表現力にあふれたものとなる。
音ヘの関心を呼び覚ますことは難しくないのです!!!
☆・:☆音の振動の持続を、完全にその振動が止まるまで捉えきって
はじめて、その音の質を理解したといえる・゚・。・゚゚・*☆.。.:*・゚
音が発せられたら、音量が広がっていくのを聴くだけではなく
その音が空間に弧を描く様子を想像すること。
光の軌跡のように視覚的に想像し、具体化してみること
なるほど(▰˘◡˘▰)
やさしく神秘的な月の光を思い浮かべたり。
美しい音が静寂の中から浮かび上がる様子は、
宝石が宝石箱からこぼれ出てくるかのようでもあります♪
ピアノという楽器を"歌わせる"術を習得すべく、
日々のお稽古をすすめていきたいですね。
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