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巨匠からのプレゼント ~ピアノ上達のヒント~
- 2014/05/30
わたしは演奏中の筋肉を もっと弛緩させる方法
もっと自由になる方法を探していた。
しかし、音楽院の先生たちは「筋肉を鍛えなさい」と言った。
重量挙げのトレーニングではないのに・・・
ジャン・ファシナ(ピアニスト)の言葉です。
私たちピアノを学ぶ者の課題
それは『自由な身体感覚』を感じて、演奏することです。
"音を磨く" テクニックの真髄をなす原理を
巨匠たちの名言とともに紐解いていきたいと思います。
①イスの座り方
"自らのぶつかっている問題点が 何処から来ているのか?"
たいていの場合、体形にあった座り方をしていないことが
多いようです。
まずは、不適切な座り方を直すことからはじめてみましょう。
基礎を固めなければ、建物を建てることができないことと
同じでしょうか。
成果を上げるには、冷静に忍耐強く、肉体の緊張も精神的な緊張も
取り去って探求を深める必要があります。
焦らずね (人´∀`).☆.。.:*・゚
a)背中がよい姿勢に、つまり垂直になっているか。
頭から臀部(でんぶ...お尻)の支点までが垂直軸になるように。
頭は常に支点から垂直上の位置に留まり、
その重さは完全に臀部にかかる。
イスに深々と腰掛けると、頭の重みで上半身が傾いてしまいます。
余分な身体の傾きは、コントロールされないまま無意識に力が腕に
かかってしまう。
要注意!!!ですね。
b)肩から肘が垂直になっているか。
肘から指先が水平になっているか確認してみてください。
C)身体と鍵盤の間に充分な空間があるか。
自分の身体の前で、両手を無理なく動かせるようにするべきですね。
次回は、イスの高さについてお話します☆
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